« 2009年3月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年5月

終業時刻に退社するのはいけないのか?

連合総研がまとめた「生活時間の国際比較-日・米・仏・韓のカップル調査」というレポートを読んだ。まあなんとなく日本が一番会社にいる時間が長くて・・・ぐらいしか想像がつかなかったけど、予想通りの部分と、うーんと唸ってしまう部分とがあった。
まずは残業時間。男性で比較すると1日あたりで日本92分、韓国47分、米国35分、フランス32分。まあそうでしょうそうでしょう。
ちなみに出社時間の平均は日本8:33、韓国8:35、米国8:21、フランス8:28となる。まあこれは似たようなもので、異なるのは退社時刻。日本19:08、韓国19:07、米国17:18、フランス17:33。米・仏は17時まで、という感じなんだろうか。
子供にかかわる時間(遊び、教育など)は、男性は日本が最短で1日44分。最長は米国の121分。これが働く女性だと最長はやはり米国で211分なんだけど、2位は日本で198分になる。最短はフランスの74分。明らかに日・韓は子供の相手=女性が1人でやる。米・仏=夫婦で一緒にやる、という違いかな。これに対しては、配偶者の子どもとのかかわりに満足している割合として、日本の妻→夫が最低ということにも出ているように、特に日本は子供の女性に任せっきりということだ。おまけに日本の男性は家事を全くしない人が非常に多く、働く女性への負担は大きい。保育園の充実を考える前に、まずは男性の協力という意識改革を啓蒙する方が、費用もかからないしてっとり早いんじゃないだろうか。

さて、一方でうーんなるほど、と思ったのは最初に書いた残業時間に関係がある。
このレポートには、出社時刻と始業時刻、終業時刻と退社時刻が分けて書いてある。
まずは出社してから始業までの時間を計算すると、米国が10分、フランスが9分に対し、日本は19分、韓国は23分かかっている。
終業してから退社も同様で、米国が11分、フランスが7分に対し、日本は24分、韓国は28分かかっている。
皆、自分の仕事が終わったらダラダラしないで帰ろうぜー!!と思うんだけど。でもあるサイトで「ビジネスマナーガイド」というのを見ると、こう書いてある。
「退社の際に、絶対にやってはいけないことは、終業時刻以前に帰り支度をはじめることです。終業時刻というのは、仕事を終える時刻のことです。ですから、終業時刻まではきっちり働き、終業時刻が過ぎたら帰り仕度をはじめるというのが本来の姿です。しかしなかには、就業時刻と同時に会社を出てしまう社員もいます。こんな姿が印象良く映るわけがありません。それに、終業時刻ピッタリに仕事が終わるなんてことは、少し不自然ではありませんか?「本当は大分早く終わっていたのに、無駄に時間を潰していたのでは?」こんな意地悪な見方をする人もいないとは限りません。ですから、もしも終業時刻丁度に仕事を終えてし まったとしても、5分以上は自分のデスクにて過ごしましょう。たとえば、明日におこなう仕事の準備をしたり、データを整理したりするのもいいでしょう。」
うーん、明らかに仕事が終わっているのに何となくぐずぐずしている方が、よほどとろい感じがして印象が悪いと思うし、昼間集中して仕事の早い人が帰りもサクッと帰ると、よりいっそうできる感じがすると思うけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

デパート

レギュラーで本ブログを読んでいただいている皆さん、大変ご無沙汰をしてしまいました。
ただでさえ今年に入ってから5回しかアップしていなかったのに、間が開いてしまいました・・・
ちょっとまとめて勉強をしなければならないことがあり、先日の試験日まで当初想定した以上の時間を取られてしまったことが原因です。うーん、またコツコツ書いていきます。

さて表題。
4月25日(土)、東京でも人気の高い百貨店に行ってきた。自分の服、家族の服、ワイン・・・と久しぶりに「消費(浪費?)の喜び」を味わったんだけど、それにしてもデパートの様子がおかしい。
1.セール品が多い
やたらと「××%OFF」の表示が目につく。別にセールの時期でもないんだけど、全ての店にセールの表示がある感じ。普段割り引きなんてしないTUMIにも20%OFFの張り紙があった。ただ、聞いてみると「同時に2個買ったら、2個目を20%OFF」とのこと。張り紙にはそんなこと書いていなかったけど、大丈夫か、TUMI!?
2.人が少ない
とにかくすいている。ワインを買いに行った「デパ地下」はそうでもないけど、特に自分の服を買ったメンズのフロアは、休日の午後なのに店員の姿しか見当たらない。
3.買い物をしていない
そうはいっても子供用品売り場やレディースの売り場などにはまあぼちぼち人はいるんだけど、買い物袋を持っている人が少ない。

新聞でも百貨店売上高が減少していることは報じられていたが、まさにそれを体感した感じ。そういえばどれくらい減ったんだっけ?と思い、全国百貨店協会が発表している2009年3月度の全国百貨店売上高速報を見てみた。
全国の売上高総額の前年同月比は-13%。まあ経済状況が状況だけにそんなものだろうか。内訳をみると、まず衣料品が-17%。ユニクロの好調とは正反対で、やはり服は買い控えているんだろう。特に紳士服が-20%。子供服は-11%なのに、世の中のお父さんはつらいなあ・・・
一方で化粧品は-9%。お母さんは、そこだけは譲れない、ということだろう。
一番減少率が高かったのは、家具で-28%。確かに後回しにするかもしれない。逆に一番減少率が低かったのが食品で、中でも菓子。-2%だ。いろいろ削るけど、甘いものでも食べて生活を少しでも豊かに、ということだろうか。
3月の営業日数は前年より約1日少ない(東京都百貨店協会加盟店平均)ので、それだけでも3%くらいのマイナス要因ではある。ただ自分が行った4月末の状況は、客数も減り、単価も下落し、3月よりも厳しい状況にあるように思う。

そして4月30日(木)、御殿場のプレミアム・アウトレットに行く機会があった。
昨日テレビ東京で、プレミアムアウトレットを経営するチェルシー・ジャパンの社長が取り上げれられており、好調さが強調されていたけど、とてもそんな感じではなかった。
まあ平日といえば平日だけど、連休の人も多かったはず・・・なのに、駐車場まですいすいだった。今まで5回以上行っているだろうか、そんなことは初めてだ。場内も人が少ないなーという感覚。なのにレストランやフードコートは異常に込んでいる。そしてここでもやはり、買い物袋を持っている人が少ない。アウトレットと言えばいくつも袋を抱えた人がたくさんいるはずなのに・・・。こちらも厳しいんじゃないだろうか。

さらには今日、ららぽーとに行ってきた。雨が降っていたこともあり、完全屋内のこの施設は今まで見たことがないくらい混雑していた。
しかし、ここでも買い物袋を持っている人が不思議なくらい少ない。目立つのはユニクロの袋くらいなものだ。こちらもほとんどの店でセールの張り紙があったんだけど、効果はないんだろう。その前に寄ったIKEAも全く同じ。駐車場は混んでいるけど、家具を運んでいる人は見かけない。以前はみんなが持っていた有料のIKEA袋も見かけなかった。

近年、百貨店よりもアウトレットや巨大ショッピングモールの好調さが伝えられてきた。
老若男女が揃った家族で出かけて、それぞれの買い物ができて食事ができて・・・というかつての百貨店の役割を、今ではアウトレットやショッピングモールが担うようになってきているのだろう。ただ、今の経済状況のもとでは、これだけ低価格をうたっているアウトレットでも状況は厳しそうだ。そこに行くこと自体がレジャーとして成立しているということだろう。つまり皆で出かけて、ちょろーっと店を見て、本当に必要な消耗品だけ買って、フードコートで食事をして帰る。そのような状況下で、価格以外にどのような仕掛けで来場者にお金を使ってもらうのか?これはなかなかの難問だろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年3月 | トップページ | 2009年6月 »