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勝間和代さんのセミナー:効率が10倍アップする新・知的生産術

今日は経済評論家の勝間和代さんのセミナーに行ってみた。昨年「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」を皮切りに立て続けにベストセラーを出している方だ。きっかけはこの本をふと買ったこと。別に年収を10倍にしたかったわけではなく(なればいいが)、以前英語の勉強法のサイトを興味深く読んでいたので、おや?あの勝間さんが独立して本を書き始めたんだ、と思って軽い気持ちで買っただけだ。

書いてあることはシンプルで、勉強を続けるような仕組みをつくること、そのためには必要な投資は惜しまないこと、ということだ。それからというもの、別にこの本に書いてあることを実践するつもりでもなかったのに、Let's noteを買い、Mind Managerをインストールし、このブログを書き始め、以前にも増してTVを見なくなった(笑=わからない人は本を買ってみましょう)。

その後の本も買って読んだが、勝間さんの発想の根底にあるのは、まず無駄なことに時間を浪費しないこと。そうしてできた時間を自分が価値を生むことのできることに集中して投資すること。そしてこのサイクルをうまくまわすために必要な投資は惜しまないこと、だ。

そして、今日ライブで話を聴いて感じたことをまとめると

1.効率をあげる=まず Not to do listを作るという発想はやはり面白い

時間投資法の本に書いてあったんだっけ?これは読んだときに目からうろこが落ちた。自分は生産性を上げるために、いかにいまやっていることを速く、うまくやるか、という発想だったのだが、無駄なことをやめる、という視点はなかった。そういえばそうだ。ビジネススクールでも「戦略とは何をやるかを決めるのではなく、何をやらないかを決めることだ」と叩き込まれたじゃないか・・・自分はその日からTVをほとんど見なくなったが、今日話を聞いてみて改めて盲点だったな、と思った。

2.効率を追求しているのはポイントを絞って圧倒的な投入をするため

本を読んだ印象として、勝間さんは全てにおいて効率重視、というか、できるだけ少ないインプットで大きなリターンを、という発想なのかな、と思っていたが、ここというところには一般の人の数倍の努力を投入している。そう、圧倒的な努力によるインプット量で差をつけているのだ。そこには才能とか勘は関係ない。やるかやらないかの差だけだ。これは新たな気づきだった。

3.良いループは複利でかえってくる

良いことが生まれるとつぎつぎと連鎖する。逆にネガティブな思考は次々と悪いことを引き起こす。確かに自分の周囲の人のことを考えてみると、人間にはポジティブな人とネガティブな人の2種類しかいないような気がする。ポジティブな人は全てにおいてポジティブだよなあ。勝間さんがマッキンゼー時代に、仏教の教えにある3毒の排除、つまり「妬まない、怒らない、愚痴らない」を紙に書いて机に貼ってから良い事が連鎖したという話があった。自分もそういえば上司に薦められて「怒らないこと」という仏教者の本を読んだことがある。自分はあまり怒らない方だと思うけど、それでもそんなことができるのは世俗を捨てた仏教徒だからできるというだけじゃないか、と思っていた。今日勝間さんは、3毒を捨てることはネガティブな考え方を捨てるということで、この3つを意識するといやでも考え方がポジティブになって良い影響を生み出すんじゃないか、と言っていた。うーん1本取られた。

4.バランスのとれた人だった

ずっと疑問だったのは、ここまで自分に対してストイックな生活をしていてストレスではないのか、ということ。人間はどこかでバランスをとって成立している(犯罪者がたいてい「あんなまじめな人がこんなことをするなんて・・」と言われるように)と思うので、その点いつも不思議だった。今日思ったのは、自分がどのように合理的な選択、意思決定をするのか、それを探求したり考えたりするのが単純に楽しいんだろう、ということだ。「自分がどうしてこれこれをしようと決めたのか」を語るときは笑顔で早口だったし。勝間さんの中で例えばアカデミックな研究vs本を1冊でも多く売るにはどうしたらいいか考える、リアルの人付き合いは重視しないvsネット上での関わり合いは誠意を尽くす、みたいにたくさんの軸でバランスを取っている。そんな印象を受けた。

一方、後から考えるとつっこんでみたかった点も。

1.本を出す目的は本当は何なのか?

勝間さんは自分の本の中でも、また今日の話の中でも、本の重要性、偉大さについて語っている。一方で、自分の出す本はいかに売れる本にするかを徹底的に考えている。タイトルとか、装丁とか。せっかく内容が良いのにタイトルで軽く見られて損をしているように思うこともある。勝間さんの考える自分の本に対するポリシーというのは何なんだろうか?本当に心から書きたい本はどういう本なんだろうか?

2.人から嫌われることを気にしない、と言っていたけど・・・

自分のまわりにも何人かこういう人がいるが、公言する人は皆「自分のやり方では嫌う人がいても仕方ないと諦めてはいるが、本当は自分がどう思われているのかすごーく気にする」人達だ。違うかな?ちなみに自分は人からどう思われるかは気にしないけど、できれば嫌われたくないかな。小さいなあ。

ということで、本で既に読んでいたような内容でも新たな発見もあり、また強く印象に残るセミナーだった。その証拠にこうして会場近くのスタバでこのブログにまとめている。勝間さーん、今日の宿題はこんなところでいかがでしょう!?(笑)

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コメント

はじめまして。
powder_skiと申します。
勝間さんのブログからきました。

私と同じような観点で感想を書かれていましたので、思わずコメントさせていただきました。

私も、勝間さんのストイックさはストレスにつながらないのかな?
と思いながら講演を聞いていました。

観察眼がするどく、とても興味をもって
よませていただきました。

ありがとうございます。

投稿: powder_ski | 2008年1月20日 (日) 11時41分

>>powder_skiさん
コメントありがとうございました。私のブログでは今までとりあげていないのですが、個人的に「ストレス・マネジメント」に強い関心を持っていて、ビジネススクールに行っていたときも選択科目で取って、文献の研究からケーススタディ、カウンセリングのロールプレーなんかもやりました。いつか何らかの形で書くと思うので、おひまなとき読みに来てください!

投稿: masa | 2008年1月20日 (日) 21時46分

なるほど、どうりでストレスに目がいったわけですね!

今後の投稿も楽しみにしていますね。

投稿: powder_ski | 2008年1月20日 (日) 23時51分

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