お笑い社会保険庁
ここのところ、防衛省の不祥事のニュースの陰に隠れているが、年金問題のその後はどうなったのだろう。あれほどみんな怒っていたのに、もう気が済んだのかなあ。
確かに防衛省の問題は米国までたどって明らかにすれば、ロッキード事件並みの大事件なんだろうが、どうも額賀大臣が宴会に出たのを忘れたとかしらばっくれているとか、そんなことばかりが聞こえてくる。何より恐ろしいのは、この人物が現職の財務大臣ということだ。今後金利の問題、米国のサブプライムローンの日本に対する影響の問題、など難問を解決しなければならない財務大臣が、10ヶ月くらい前の宴会に出たかどうか、日時、場所、参加者、座った席まで示されているのに思い出せない、と真顔で言うのは、いかがなものだろう・・・。
さて話は戻って年金問題。どさくさにまぎれて、以前約束した「全例責任を持って支払う」との前言を翻した。一部わからないものはわからない、とのことだ。そりゃそうだろうけど。
この社会保険庁は、これら一連の不祥事を反省し、解体されて「日本年金機構」となる。その新たな組織に向けての改革案をまとめることになっているのだが、先週その中間報告があった。そこには衝撃の内容が・・・
「年功序列による賃金アップをやめ、能力、実績に応じた昇給制度に改革する」
おおおー、改革のメインがこれだけか!?!?20年前の民間企業か!?!?しかも今回の報告ではコンプライアンス強化対策も求められていたとのことだが一切触れられていない!!しかも、この中間報告は「有識者会議」にあげられて議論されるとのこと。何を議論するんだ!?!?
久々にニュースを見て衝撃を受けました。
今までいくら年金として集めて、いくら支払って、残りはどのように運用していたのか、一度整理してうみを出した方がいいんじゃないだろうか。あと貯金は美徳と教育して集めた郵便貯金と。
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Hello. And Bye.
投稿: Williewrits | 2020年6月 8日 (月) 02時55分